当初、鶏団子の春雨スープ定食の週替り定食に反対していました。祥です。
先日の価格・メニュー改定の際に、ついに、週替り定食だった「鶏団子の春雨スープ定食」が常設メニューに昇格いたしました。
反対していた僕としては、見る目がなかったなあと反省しております。笑
鶏団子の春雨スープ定食には熱烈なファンがいらっしゃって、今回の常設化は「ようやく…!」という方もいらっしゃったようでした。新メニューとなって2週間ですが、鶏団子の春雨スープは絶賛活躍中です。
せっかくなので、少しばかり紹介する機会をいただきます。
鶏団子の春雨スープ定食
心身ともにホッとする、チエノワらしいメニュー
『鶏団子の春雨スープ定食』は、名前の通り、たっぷりのお野菜が入った春雨スープに、軟骨入りのコリコリした鶏団子ととき卵を入れたメニューです。食材だけ見るとかなりヘルシーな印象ですが、具材も多くてしっかりと食べ応えもあります。
ごはん、選べる小鉢、お漬物が付く定食は900円。単品は600円。
Laboのメニューの中でも、一番リーズナブルな定食です。

ご覧の通り、ガツンとパンチのある味付けというよりは、じわ〜ぁっと心と体に沁み入るような味付けになっています。
これを初めて召し上がったお客さんが、
「社会人1年目で一人暮らしをしているとして、これを食べたら、ちょっと泣いちゃうかもしれない…」
と、(気のせいかもしれませんが)ちょっと目を潤ませながら褒めてくださったのが印象的でした。
そんな味わいです。
智恵、週替りに提案。祥、反対。
この『鶏団子の春雨スープ定食』は、先日までは「週替り定食」の一つとしてご提供しておりました。
週替り定食に提案したのは智恵氏。Laboオープン以前の2024年2月末。
その頃は、それぞれが働かせていただいていた飲食店を辞めて、Laboのオープン準備に専念し始めていた頃でした。




その頃のチエノワ。オープン準備、滞ってそう。
僕は当初、採用に消極的でした。というか、反対でした。
あまり特別感を感じていなくて、商品として求められるのか不安があったからです。
智恵氏によれば、このメニューは僕の実家の食卓から着想を得たらしい。なるほど、それならば僕は特別感を感じにくいなと納得しました。
猛プッシュがあったことと、「まあ、お客さん的にもサブキャラ的な週替り定食があっていいのかもな」と思い始めたことで、週替り定食のラインナップに仲間入りすることになりました。

「寺澤さん家の燻製盛合せ」の燻製ベーコンを入れてました。
実家スタイルにより近いカタチ。今考えると超贅沢。
チエノワを支えてくれている”縁の下の力持ち”
さて、それから1年半が経とうとしている今日この頃。
オープン当初から足繁く通ってくださり、チエノワのこともLaboのことも熟知してくださっている常連さんご夫婦が、ご自宅でチエノワトークで花を咲かせていたそう。
『Laboのメニューをスラムダンクのキャラに例えるなら?』
なにそれ面白すぎる。笑
メニュー数がさほど多くないことを申し訳なく思うほどに、魅力的なトークテーマ。
(これ、何に例えるかで色々と楽しめますよね。「麦わらの一味」とか。「第七班の3人だったら」とか。)
チエノワにもスラムダンクにも精通しているお客さんが、「鶏団子の春雨スープ定食」をスラムダンクのどのキャラに例えたかというと…

ヤス!!!!!!!!!!!!!!!!!
わたくし、この例えに大変感動いたしました。
スラムダンクといえば、この5人ですね。おそらく、そこまでスラムダンクに精通していない方でもなんとなくはわかるのではないでしょうか。
見に行きたいが…無理そう…。
ヤスこと安田靖春(やすだ やすはる)は主要キャラではありませんが、原作中では重要な役割を担います。見た目の通り体の線も細くて繊細な印象ですが、いざという時には度胸があるというギャップに、密かにファンも存在しています。
あの「安西先生… !! バスケがしたいです……」で有名な体育館での喧嘩シーンでは、ビビるどころか毅然とした態度で喧嘩の仲裁に割って入ります。
インターハイ初戦の豊玉戦では、荒いプレーと罵り合いで混沌とした試合に途中交代で出場し、安西先生の指示通りに試合のテンポを遅らせて流れを変えるというタスクをちゃっかり完遂します。
ヤスだけでは成り立ちませんが、ヤスなしでは成り立たない。
繊細な印象の割にしっかりしているところ
主役ではないけど、時折主役級に”なくてはならない存在”になり得ること
どこか”縁の下の力持ち”的なところに、ヤスと鶏団子の春雨スープ定食の共通点を見出していただいたのかなあと思いました。
他の定食に追加してガッツリ食べたい時
お野菜をしっかり食べたいけど、「肉野菜炒めではないんだよなぁ」という時
ちょっと体調が本調子ではない時
食が細くなってきた方のおかずに
”ちゅるちゅる”が大好きなお子さんに
意外とユーティリティに活躍できる、鶏団子の春雨スープです。
そろそろ”スープ定食日和”です
10月下旬。あまりに長すぎた2025年の夏が、ようやくお役御免となりました。
気温が下がってくると、いよいよ『鶏団子の春雨スープ』日和。

わんぱく。
写真のように、単品を組み合わせてセットにするのも良いですね。
もしくは、鶏団子の春雨スープ定食にお好みの定食(おかずのみ)を合わせると、かなりしっかりとしたお食事になります。(かなりお腹いっぱいになると思いますが。笑)
週替りの頃から、常設化を最も希望されていたのが『鶏団子の春雨スープ』だったので、新価格・新メニューの機会に、常設メニューへと昇格いたしました。
ぜひ、身も心もホッとする鶏団子の春雨スープをお召し上がりにいらっしゃってください。
ご来店お待ちしております。

実家では当たり前なことも、看板商品になるんですよね。凄い。





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