「懐かしさ」に触れる|スーパイコ定食

カリッと揚げた豚肉
トロッと絡む甘酢餡
シャキシャキの玉ねぎとピーマン

甘すぎず酸っぱすぎず
ご飯がどんどん進む

このお料理をなんと言うでしょうか。

酢豚のことですね。

でも、Laboでは「スーパイコ定食」です。

5つの週替り定食の中でも、特に人気のスーパイコ定食。
週替り定食の注文数ランキングにおいて、Laboオープンの2024年は1位、2025年も2位でした。

そんな人気者のスーパイコ定食のご紹介です。


懐かしい呼び方が嬉しい。

この投稿を読んでくださっている方にとって、「スーパイコ」という呼称は馴染み深いものでしょうか。それともあまり聞き馴染みがない呼称でしょうか。

僕にとっては、とても馴染み深い呼び方です。
子どもの頃の学校給食でも、「スーパイコ」と呼ばれてこの料理が出てきていました。

調べてみると、「スーパイコ」という呼び方は長崎や熊本などの九州の一部で使われている呼び方だそう。

というか、僕個人的にはあまりにもスーパイコが馴染み過ぎていて、

「スーパイコと酢豚の間に、厳密には違いのようなものがあるのだ」

と勘違いしていた時期も長かったです。

一緒です(多分)

ある日、とある常連さんが「『スーパイコ』という呼び方が嬉しい」と言ってくれました。

この方も子どもの頃から「スーパイコ」と呼んでいたそうです。
でもどうやら、長崎の中華料理店でも「酢豚」という表記が増えてきたらしい。

「だんだん使われなくなっている中で、この呼び方を使ってくれる店があることが嬉しかった。」

そしてそのことを喜んでくださったことが、僕としてもとても嬉しかったです。

「スーパイコ」がご当地の呼び方だということは知っていましたが、改めてその特別さを実感しました。


そもそも、なぜチエノワで「スーパイコ」なのか。

きっかけは、長崎市にあるミナトサウナです。

サウナ仲間と「長崎のエモスポットをさるいて(歩いて)回る」という、エモウォーキングを嗜む一環として、Laboの開店直前に長崎市の老舗男性専用サウナ施設「ミナトサウナ」さんへお邪魔しました。

男性専用施設なので、普段女性は入ることができません。
ただし、この時のミナトサウナさんは、事前の申し出をすると女性でもレストランを利用可能とのこと。

サウナ愛好家の女子たちにとって、女人禁制の男性サウナ施設は当然入ってみたいのです。

女性のみが利用できる「レディースデー」を行う男性専用施設もありますが、レディースデーの開催はなかなか難儀なことが多いのです。

そんなわけで、長崎のサウナ愛好家仲間たちとお昼ご飯を食べるためだけにミナトサウナさんへお邪魔しました。

長崎市を代表するサウナ施設のミナトサウナさんです。
ちゃんぽんなどの長崎のご当地メニューがラインナップされていました。

その中にあったのが、「スーパイコ定食」。
ご当地メニューとして「スーパイコ」が出ていて、仲間たちが美味しそうに食べていました。

存在が当たり前すぎて提供メニューの候補にすら挙がっていませんでしたが、これをきっかけに週替り定食のラインナップ候補に急浮上して、採用。

そんな経緯だったので「スーパイコ定食」と名付けたのも自然な流れでした。

スクロールできます

ミナトサウナの後は、まだまだ仕上げ途中のLaboに来ていただいて、様子を見てもらいながらお茶したり、壁塗りをしてもらったりしました。懐かしい。


懐かしい味と、「倍パイコ」

スーパイコ定食の人気の特徴は、かなり熱心なファンの方が多いことです。

「最近なかなか忙しくて…」という方もスーパイコの週は外せない

気に入ってしまって週に3回も来てしまう方

お昼ごはんにスーパイコ定食を食べていながら、「夜ごはん用に」とスーパイコ(単品)をテイクアウトされる方

そして極め付けが、

「倍パイコ」

スーパイコ定食に、スーパイコ単品を追加する。
つまり、スーパイコ×2。
「倍パイコ」

そうやって注文する常連さんがいらっしゃいます。
倍量のスーパイコは圧巻です。

なぜそこまで、熱烈に好んでいただけるのでしょう。

もちろん、スーパイコという料理がそもそも美味しいです。

ただ、それだけでもないとしたら?と考えてみました。

以前、気に入って週に数回お召し上がりくださった熊本出身の年配のお客さんが、「母の味を思い出す。似ている。」と言ってくださったことがありました。

ヒントかもしれません。

智恵氏は、「特別なことはしていない」と言います。

奇をてらった調味料を使ったり、変わった調理法をしたりしているわけではない。

でも、もしかしたら、そうして作っているスーパイコの味わいが、誰かにとっては馴染み深かったり、安心感があったりしているのかもしれないなと思いました。

だから「懐かしい」のかもしれません。

それぞれのお客さんの中に育ってきた「好み」とスーパイコ定食が、きっと相性が良かったんでしょうね。

改めて、お客さんあっての飲食店であるということ感じさせてくれるスーパイコ定食です。

スーパイコ定食

懐かしい呼び方。懐かしい味。

今はまだ「スーパイコ」が馴染み深くない方にとっても、Laboでの食事を通していつか「懐かしさ」にまでなってもらえるように、チエノワがなが〜く続けていけるよう頑張ります。

スーパイコ定食

 週替り定食(原則 水曜日〜翌月曜日)

定食:1,050円(お味噌汁、お漬物、選べる小鉢付き)

単品:750円

※定食のアレンジ
  • ごはん大盛り:無料  
  • ごはんおかわり:+150円  
  • 小鉢2コセット:+200円  
  • ハーフサイズセット:-150円(ごはんとおかずをハーフサイズに)  
  • ちょびっとカレーセット:+350円(小鉢サイズのカレーを追加)

あまりたくさん仕込むことができないので、稀にすぐ無くなってしまうという日もあります。

ご希望の方はお取り置きも可能ですので、お席のご予約やInstagramのDMからご連絡ください。

ご来店を待ちしております。

スーパイコにちょびっとカレーをつけた方。
ご飯がいくらあっても足りなさそうですよ。

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