オープンの日|Laboまでの話(5)

ようやく、「Laboができるまでのお話」も最終回。



およそ1ヶ月間、業者さんに入っていただいて、自分たちでは作れないものをしっかりと作っていただきました。​
引き渡していただいたのが、2022年の3月上旬。

そこから4月30日のオープンまで、自分たちで仕上げの作業やお店にするための準備に追われました。


仕上げの2ヶ月

3月に入ってからは、それぞれが働かせていただいていた飲食店を辞めて、オープン準備に本格的に取り掛かりました。

ちなみに、この時はまだ「4月30日オープン」と言い出せていなかったのではないかと思います。
準備がメインではあるものの、イベント出店や企画なども行っていたので、なんやかんやと準備のスピードはかなり穏やかでした。今思い返すと。

出入り口の完成

業者さんにお願いしていた最後の工事が、Laboの出入り口です。

外観の「圧倒的な民家的様相」を軽減するためには、きちんと「お店」にしなければなりません。

「そのためならば、ある程度の費用はやむを得ない」
「むしろある程度コストをかけていいので、納得がいくもにしたい」
「なんなら、お金をかけたい」

設計をお願いしていた小笠原さんにそうお伝えすると、

「言いたいことはわかるから、お金かけずにいこう」

といった感じで、聞き入れてもらえませんでした。笑

予算削減を提案してくださることってあるんですね。
僕らの要望を丁寧に汲んだ上で、それを低予算で実現する方法を考えてくれました。

仕上がりを見て、小笠原さんに頼んで本当に良かったなと思います。

結局、考えていた5分の1くらいの費用で済みました。
なんせ、元あった引き戸の枠をそのまま使っているからです。

父がガラス戸にロゴを貼ってくれたので、現在はさらにお店に仕上がっていると思います。

壁塗りの日々

この期間の自分たちの主な作業の一つが、壁塗りでした。

壁塗りは智恵氏にかなり負担をかけました。
僕は下手で使い物にならんのです。

僕が担当するのは簡単で目立たないところ。

チエノワ活動すぐに「長崎坂宿」のワークショップで壁塗り体験をしていたのが、ここでしっかりと活きました。

辿々しかった当時を思い出しながら、
「もう2年近く経つんやねえ」
と話していました。

2022年5月14日
「長崎坂宿」壁塗りワークショップ
2024年、遂に自分たちでもやることに。
智恵氏が塗ると綺麗になるんですよね。
甥っ子にもやってもらう。
指南中。

「長崎坂宿」のワークショップの経験があったので、1階の壁の一部と2階の部屋の壁の漆喰塗りのお手伝いをお願いすることにしました。

友人やかつて同僚だった先輩、活動を始めて知り合った方、ご近所の方々などなど、いろいろな方が参加してくださいました。

スクロールできます

最後には「あいがけスパイスカレー」の試食をみなさんにもお召し上がりいただきました。

この2階のお部屋は、これからもっと活用してけるようになりたいと考えています。

店舗に仕上げる

実際にちゃんとお店にするとなると、本当にたくさんのものが必要になりますね。

買い出しも組み立てるのも、大変でした。笑

くたびれている智恵氏。
でも買い忘れもあり、再度訪れることになることにはまだ気が付いていない。

とにかく忘れっぽかったりぼんやりしていたりするので、買い出しの回数が本当に多かったです。

「測り忘れててサイズがわからないから、一旦帰って確認しないと」
これを何度やったかわかりません。笑

車で往復1時間強かかるホームセンターとの間を何往復したか、見当もつきません。

什器や食器を揃えて組み立てるのにも時間はかかりましたが、
決済サービスに何を使うか、どの端末を使うかも、比較したり決めたりするのにかなり時間がかかりました。
夜な夜なそんなことをしていた時に、遊んだり寝たりしないように自撮りをしておいたこともありました。

結局、助けてもらうチエノワ

そんな状態なので、たくさん助けていただきました。

サウナを通じて知り合った大分県在住のお友達(というのも烏滸がましいかもしれませんが)は、ある日突然、
「俺も手伝うぞ〜」
と長崎までやってきてくださいました。

カウンターテーブルのニス塗装が綺麗にできました。
助けていただいたおかげ。

廃材から組み立て式オリジナルサウナを作ることができる方です。
僕らがやるようなことなんて、本当にお茶の子さいさいでした。笑

看板の取り付けは、ガレージカフェぐりぐりのマスターにお願いしました。
いつも読んでくださっている方にはお馴染みかと思います。
美味しいパスタを作るだけでなく電気工事もできるので、看板の取り付けまで引き受けてくださいました。

テーブル席のところにある長いベンチも、実はぐりぐりのマスターが作ってくださった特注品。
足元には荷物置きになるようなラックもつけてくださっています。

もちろん親族も、オープンに向けてたくさん手伝ってくれました。

2人だけ準備をしていたら、とても4月30日のオープンには間に合っていませんでした。


オープンまで1週間

プレプレプレオープン

4月20日。
親族を呼んで、プレプレプレオープンをしました。
人を迎えての営業らしきことを、初めてここでやることになります。

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プレプレオープン

4月21日には、ワークショップに参加してくださった方や今までお世話になった方々に向けてのプレプレオープン。

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現在とは違う配置
洗い物に囲まれる智恵氏
自宅に帰ることすら若干諦めかけている智恵氏

オペレーションはもちろん、片付けも辿々しく遅かったので、23時過ぎに諸々終わったことにはくたびれ切っていました。

プレオープン

4月23日から26日にかけては、知り合いや近所の方に来ていただくプレオープンです。

「プレオープンからお客さんや子どもたちに楽しんでもらえるように」と、サウナがきっかけで仲良くなった友人たちからの「お菓子の花輪」が届きました。
初めの頃のチエノワの2人にとっては、かなり精神的にも支えてくれた存在です。

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2度の営業日を経たとはいえオペレーションには全く慣れておらず、グダグダなこともありました。
そんな中で、ほぼ毎日のように通ってくれた親族や友人もいました。
心配で来てくださっていたのだと思います。

そして、相変わらず自宅に帰るのも諦めかけるくらい毎日ヘロヘロでした。笑


4月30日、そして突っ走る

プレオープンが終わった後、4月28日には最初の庭フェスにも出店しました。
今考えると、ようやったなと思います。

そして、いよいよ4月30日です。
ようやく「新しい食堂 チエノワLabo」オープン。

ちなみに、僕の記憶が正しければ、この写真を撮る時はケンカしていたはずです。笑
ただし、理由はもう覚えていません。

最初のお客さんは、智恵氏の恩師でした。
最初の一皿は、あいがけカレー。

営業中はとにかく忙しくて、その日の細かい記憶はあまり残っていません。
写真もほとんど残っていません。

案の定、ヘロヘロでした。

そこからGW営業まで突っ走ることになります。
GWが明けてからは、しばらく動けませんでした。

2021年にチエノワとして活動しようと2人で決意して動き始め、
2022年4月1日に開業届を提出。
そこからの2年間は、これまでのブログで書いてきた通りです。

そんなすったもんだを経て、ようやくのオープンでした。
疲れはしましたが、一つの目標を達成したことの証としてありがたい疲れでした。


2年かかって

活動開始から2年かかって、ようやく実店舗がオープンしました。
皆さんの印象としては「早い」でしょうか、「遅い」でしょうか。

当時の僕としては、「遅い」。

活動当初にもっと早くに出店する計画もあったからこそ、初めは「遅い」と感じて焦りながらオープンまでの2年間のを過ごしてきました。

でも実際に2年かかってオープンしたことは、良かったと思っています。

オープンに際して、本当にたくさんのお祝いを頂きました。
「2年かかってよかった」と思ったのは、このお祝いをいただいたときだったかもしれません。

親族や友人はもちろん、教員時代の同僚や卒業生、学生時代の恩師までがお祝いに来てくれました。
そして何より、開業してからの2年間で出会った多くの方々もLaboまで足を運んでくださいました。

2年間かかったからこそ、自分たちの学びや肥やしとなる経験もできたし、チエノワのことを理解していただける機会も多かったのだろうと思います。

「これまでやってきたことは、間違っていなかったのかもしれない」と感じました。。
それはオープンまでの2年間だけでなく、それまでの人生も少し肯定的に捉えられたような気がしました。


あの日と、今

2年かかって、ようやくLaboはできました。

そして、Laboができて2年が経ちました。

最初と今で、見えるところと見えないところで、変わったところも変わっていないところもあると思います。

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※カメラが変わって若干画角を再現しきれなかった部分には目を瞑ってください。


全5回(正式には6回分)で「Laboができるまでの話」を書いてみました。

僕としては、途中からはなるべく適切に端折りながら書いたつもりだったのですが…
感じ方は人それぞれですからね。

もし万が一全部読んでくださった方がいらっしゃったら、ぜひお声掛けください。

嬉しいです。

改めて、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2026年5月。祥。

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